さんふらわあ きりしま(2019年7月)

 

 

さんふらわあ きりしまさんに乗って参りました。単に太平洋フェリーと張り合うレベルっていうからどんなもんかなーと。飛行機で新千歳から関空へ。飛行機でも船を撮影します。これは昔からです。途中のバスから阪九フェリーが見えて大興奮!泉大津港の側を通ったんでしょうね。まずはターミナル周辺から。発券カウンターはここなのですけれど。券売機で発券してる人は全く見掛けませんでした。カウンターに係が一人しかいなくて、一人一人丁寧に、悪く言えばだらだらのんびりとやり取りしているので、四人発券するのに10分以上…暑いんです早くしてください(汗)そして、場末の飲み屋ビルの様な雰囲気丸出しの建物内、発券カウンターのある場所から少し奥に行くとコンビニがあって、その向かいが待合室になっています。適宜バスに乗り込んで乗り場に移動します。バスですぐの所に乗り場が。そこまで行くときりしまさんと、別府行きのさんふらわあこばるとさんが見えます。で、これが乗船中通して利用者を一人も見掛けなかったという、謎の巨大端末。カウンターで渡されたカードキーをピッとするとお部屋の位置が表示されます。乗船口だにゃーん。エントランスは三層吹き抜けです。そんなに広くないよ。きたかみくらい。天井にプロジェクションマッピングがあるので、真上を見上げる形になります。きたかみよりクオリティ高いです。そこそこ立体に見えましたよ。迫力ありました。何より音響が素晴らしかったです。ここの中にプロジェクターがありました。船内のあちこちにあるデッドスペース。良く言えば贅沢、はっきり言えば無駄な設計です。壁の装飾はただの壁紙だと思います。手刷りのガラス部分に覗き防止シート的なものを重ね貼りしてあります。スリガラスかと思って期待しちゃったい。マッサージチェアもありますよ。海を眺めながらリラックスタイムですね!この様に階段の裏側が低いので、圧迫感がどうしてもあります。階段の向きも互い違いになっているため、どの方向からもこの裏側部分が見えてしまいます。ちなみにこのスポットLEDは手動で角度を調節出来ます。イベントやる時の照明になるんだそうです。だれも通らない所にこの巨大端末…

 

個人的には、和なのか洋なのか、うーん???ってなるような内装でございました。大正とかモダン??と言えば言えなくもないのかな…

レストランです。

ビュッフェ方式、夕食2000円、朝食620円。

券売機でチケットを購入して入場します。

太平洋フェリーの様にスタンドは無いので、テイクアウトメニューもあるようですね。

カップ麺の自販機とかは見掛けてないので、あったかどうかわかりません。多分無い??

プロムナードの奥の突き当たりにレストランがありますよ。

奥側から入り口側を見た所です。

これは一番奥です。

壁の装飾が和風モダンでございますね。

入り口入って右側に料理コーナーがありますよ。

子供用のチェア完備です。こう言った所がさんふらわあだなーと。

入り口から逆L字になっています。

奥の方は死角になっていてスタッフからは見えません。

窓の景色は船尾側ですが、いーとーまきまきの設備などで、海を見たい人には残念な景色でした。ヲタにはたまらん眺めでしたけれど。ホーサードラム眺めて喜ぶ方がおかしいですか、はいすんまへん。

変な所にまた巨体モニターがあって海の映像とか流れてて、うーん、無駄な設備だなぁ、と。普通にその辺から海見えますがな。

照明はこんなのです。

和モダンなのかしらね、コンセプト

以下、お料理です(о´∀`о)

何か画像の順番バラバラになるのよこのブログ…

ご容赦を。

撮影は事前に乗組員さんにお伺いして許可を頂いています。他のお客さんや厨房の方の邪魔しないように撮影しています。

まずは夕食から。

ドリンクバーももちろんありますよ。

ビールはセルフサービス500円。

品数と調味料の豊富さは凄かった!

このお刺身、鮮度バッチリで美味しかったですよ。

盛り付けも綺麗で、料理コーナーの清潔さも文句無し。

ただ、太平洋フェリーの様に主菜+副菜、ではなく、全て副菜と言った感じです。

ほぼ冷凍食品でしょうけれど、品数が多いので楽しめます。

老若男女満足できるメニューですね。

次は朝食です。安いので期待していなかったのですが…

品数多い!和洋揃っていますが、食パンが無かったのが実に惜しい。

このレストランに関しては、とても清潔で品数が多く、超偏食の私でも食べる物に困らないので太平洋フェリーの負け、ですが。

これだけはどうしても許容出来ないのでかなり減点です。

これがなければ太平洋完敗なのに。

この返却コーナーのすぐ右側にドリンクバーがあって、その右側に料理コーナー。

この返却コーナー入り口から2メートル少々しか離れてないと言うのに

残飯って…

客の目に付く所に残飯…

普通の飲食店以下じゃないですか?これは衛生上許されるものなのですか?よくわかんないけど…

ご飯食べた最後に大嫌いな納豆含む残飯の臭い嗅いじゃってもう最悪でした。

ツイートする気力もなかったくらい。

これはやめましょうよ…

あと、スロープは一応あるんだけど、入り口から奥まで三段昇ります。

段差なんとかならなかったのかなぁと。残念。


お部屋はスーペリア、7204です。

ドアの正面は前方展望の窓がありますが真っ白で見えないのであんまり…

窓を見に来る人は皆無でした。

コップあるんだけどね、使う気にはなれなかった。お察しくだされ。

他は綺麗でしたけどね。

寒いぞふざけんな!

ってなる位お部屋が冷たかったので、25℃にして過ごしました。それでも寒かった。

足元側におテレビ。コンセントあるよ…

とにかく四方八方にコンセントがこれでもかっ!!って数があるのね、カメラやら色々持ち込んでる私ですら、こんなに使わないよ!って数。

枕元。あのちょっとした台がかなり便利でしたよ!

そー言えば、このソファ広げたらベッドになるらしいけども、座り心地確認するの忘れてたわい。

お部屋の広さは、太平洋フェリーで言えば一等洋室より若干狭く、きたかみのエコノミーシングルの1.4倍くらいかな。

部屋から出た正面の窓です

オレンジの人が到着少し前にホースで水掛けて洗ってくれたけど10分も持たなかった

扉を少し開けると部屋まで電波が来るので、よく乗船する人はブースター作れば問題なさげ。

携帯電波はほとんど通じていました。

操舵室よりずっと上っぽい?レーダーマストかなぁ?

前方を見られる画像が流れていますが、太平洋フェリーより凄いのは、夜間でも暗視カメラ使用しているのか、この様に見えるんですよ。

窓から外を覗きましたが、真っ暗でした。

これは凄いなーと。

ちゃんとアンケート取ってますねー。

これが枕元の便利な棚。メガネ置いたです


デッキに出るのは船旅の醍醐味だと思うのですが、自分含めて三人しかデッキにいませんでした。

サイドに膨らみのある不思議なデッキです。

ファンネルからの煙が直撃なんですね。

シルバークィーンでも直撃モノだったので、煙を浴びない太平洋フェリーがおかしいのかもしんない。

ちなみに最近調子良いからと油断してたら喘息起こしました。

デッキは三層になっててなかなか遊べます。

一番下は狭いのですが、オレンジの人ハアハアするには最適です。きたかみさんみたいな感じ?

とーにかく広いデッキなんですが、気になったのは、あちこちまだらに塗ってあること。

色でも剥げたのかもしれませんが、結構見目がよろしくないです…

けむいけむいけむいけむい

( ;`Д´)ゲホゲホゲホ

座るとこがありまーす。

メッシュになってるので雨が降っても水が溜まるとかはなさそう。

記念撮影ポイントですね。

出入りするドアの近くにありました。

マニアックなとこ撮すなっての

トップデッキから一段下にドッグランがあるので、これはアレルギーの人はちょっと…

広さはきたかみの1.5倍程度でしょうか。広かったですよ。

謎のデッドスペース

波が高い、風も強い、つーて閉鎖されておりました。


こまごまと設備について。

これはオストメイト対応障害者用トイレ&シャワー室です。

障害者施設並みの設備で素晴らしいです。

ゴミ箱。moerugomiとは書かれてないねー。

廊下。ふにゅ??

手摺は流石に滑らない仕様ですが、これその辺のホムセンにあるやつですな。軽いんだもん。

カードキー返却ボックスがあちこちにぽつんとありますがなーんの説明も御座いません。

太平洋フェリーと違うのは、カードキー読めばわかるだろ、仕様なとこかな。

サービスはアットホーム的で悪くありませんが、きめ細かくはないです。

そもそも乗務員いない。

プロジェクターでしゅ。

カーペットはこのような連続模様。汚れても目立ちませんね。

インフォメーションと奥に売店

この喫煙所がね、各フロア真ん中とかプロムナードとかにあるんだけどね。

ただの金網じゃん…

なので煙が普通に漏れます。これ分煙になるんかいな。

階段下のLEDスポットライトは、手動でこのように角度を変えられます。

就航直前までパーサーさんも知らなかったんだそうで。

仕様書の類いに記載がなかった所が沢山あって、実際に船を見たら、あら?!ってな所がいくつかあったそうな。

インフォメーションの向かいと言うか、階段脇にあります。

船長さんコスプレセットもありますよ。

廊下にポツリポツリと絵が飾ってあるのですが、全てポスターでした。

シルクスクリーンでもなかったですね。

コインロッカーもありますよー。

自販機コーナーはいくつかありましたが、飲料とアイスはあったけどカップ麺は見かけませんでした。

キッズコーナー。おもちゃはありません。

この乗船口横にもLEDスポットライトが設置されている一角があり、イベントを行う時はステージがわりになるそうです。

太平洋フェリーさんと違ってラウンジとかありませんからねー、ってパーサーさん。

きたかみさん7デッキピアノ後方も似たような造りです。

ゲーセン。

夜間は前方の窓はこのように黒ブラインドが降ろされています。

石原裕次郎みたいに指突っ込んで太陽にほえろ!ごっこしたくなる危険なブラインドです。

ちょっとでも光が漏れると困るはずですが、そう言う事する馬鹿とか想定内なのでしょうかね??

調べてみましたが、マイコン制御のスクリーンらしいですね。

https://kensetsu.ipros.jp/product/detail/2000203413/

次はお風呂編


お風呂編でございます。

やはりとにかく時間が短い。

というか、ワンナイト航路のせいか、利用者少ない。なんでみんな入らないの?

って浴室入ったらわかった。

まず、脱衣場。

床面積的には狭くないです。大きな鏡もあるので広く見えますが。

ど真ん中に仕切りがあるので狭く使うしかない。

まあ、足腰弱い人には手摺が多くて良いと言う面もありますね。

24時間利用可能なシャワールームです。

利用頻度少なそうです。

そして浴室。

誰も利用してないのほんと。

洗い場にそんなとこ掴まるかってーの、な位置に手摺て言うか、握って掴まる所があるのにご注目。

意味わからない人はタオル掛けそうですね。でも足腰の弱い人にはかなり親切な造りです。

そして外は真っ暗なのは当然として、浴槽に洗い場の一部が隣接してるので壁になってて圧迫感が…ほんと残念…

そして揺れる見込み、つーて、揺れる随分前に閉鎖されました

ワンナイト航路にしては豪華な造りです。

苫小牧大洗便にこの後に乗船して、さんふらわあってこうなんだ、と言うのがわかりました。

やはり子供と言うか家族連れに楽しめる造りと乗組員さんの乗客への対応ですね。

プロジェクションマッピングは必見です。